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この記事をご覧になっている方は、お仕事用のパンプスをお探しでしょうか。

またはプライベートではくパンプスについてお調べ中かもしれませんね。

私が初めてパンプスをはいたのは、大学生の就職活動の時でしたが、就活をする際、説明会や面接などで移動が多くなるため、足元をしっかりとサポートするパンプスが必要ですね。

長期戦となる就活では、たくさん歩いても疲れない、履きやすいものを選びたいですね。ですが、さまざまなパンプスを目の前にすると、どれを選ぶか悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。

シューフィッターの視点から見た、就活用パンプス選びのポイントを詳しくご紹介します。

靴選びで大切な2つの基本

靴選びで一番大切なのは、どんな用途でその靴を履くのかという点です。結婚式には華やかな装いに合う靴、就活にはそれに適したパンプスといったように、用途によって靴を選びますよね。

そして次に決めるのは、自分がその靴に何を求めるかということ。価格、デザイン、色や素材、履きやすさなど、選ぶのに迷ったときの優先順位を決めておきましょう。

靴の販売員はこの2つの情報を元に、一人ひとりに最適な靴を勧めてくれます。販売員がシューフィッターの場合は、より専門性のあるアドバイスをしてくれるでしょう。

ですが販売員がいない場合も多いので、自分で選ぶときに役立つ「シューフィッターの眼」を養うポイントをご紹介していきます。

就活パンプスに求めるものは？

就活パンプスに求めるものは何でしょうか。まず、周囲から好感を持たれることが大切なので、黒いプレーンパンプスの一択です。ストラップ付きはカジュアルな印象にならないよう、甲の部分にストラップがあるものを選ぶと安心。長時間歩いても疲れず痛くならない、自分の足に合ったパンプスを選びましょう。

パンプスのデザインや素材

つま先の形は、ラウンドトウとスクエアトウが主流です。ラウンドトウは、つま先が丸みを帯びた形のもの。スクエアトウは、つま先が四角い形のものです。

ヒールの高さは3～5cmで、太めを選ぶようにしましょう。注意が必要なのは、パンツスーツの場合。裾が地面についていると印象がよくないため、ヒールの高さと裾の長さをしっかりと確認してください。

素材は、本革と合皮の2種類。
本革は足なじみや通気性がよく、お手入れが必要ですが長く履けるメリットがあります。最近は撥水加工を施した革も販売されています。撥水加工がされていなくても、市販の防水スプレーを使えば効果があるでしょう。

合皮は雨や傷に強く、雨の日にも気兼ねなく履けます。お手入れは拭くだけで簡単なのもメリット。通気性が悪く伸びにくいので、蒸れが気になる方は、速乾性や抗菌・抗臭機能のあるインソールを取り入れるとよいでしょう。

フィッティングのポイント

試し履きをする時間帯は、足がむくみがちな夕方が向いています。まずは、靴の中に足がしっかりと収まっているかを確認します。履いた状態でかかとに指が入るようでは大きすぎますし、つま先の指が動かせないほどきついようでは歩けません。足の幅や甲の高さも考慮して、履いてみて痛くないもの、かかとの抜けないものを選びましょう。

実は、パンプスのフィッティングが一番難しいといわれています。パンプスは履き口が大きく開いているのに、足の甲を押さえる部分がありません。ですから、足にぴったりフィットしていないと脱げてしまいます。

長さはぴったりなのに幅が狭い、幅が広くて履きやすいけれど脱げやすい…ということも多くあります。きつい靴もゆるい靴も、足に支障を来たしたり、転倒しやすかったりするので、健康面や安全面でもよくありませんね。履いた瞬間にジャストフィットして、どこも痛くない、ゆるくないというのが理想。しかし残念ながら、そんなパンプスにはなかなか巡り合えないのが現実です。

では、多少のきつさやゆるさがある場合の対処法をご紹介しましょう。

履き心地をよくする調整方法

靴のフィッティングは、きつめが好きか、ゆるめが好きかで変わってきます。

本革に限れば、伸びて足になじむので、多少きつめを選ぶのが無難です。指が当たる部分を手で揉んで柔らかくするだけでも違います。革製品用の柔軟剤や、靴屋さんの専用器具で伸ばしてもらう方法もあります。

合皮は履き込んでもなじみにくいので、程よく足にフィットするものを選びましょう。多少ゆるい場合も市販のインソールやパッドで調整ができるので、試してみるとよいでしょう。

合わない靴を履いてつらい思いをしないために、自分の足を知っておくことも必要です。

まとめ：足元をサポートするパンプスで快適な就活を

就活をするには、知力や体力、適応力など、さまざまなパワーが同時と必要になります。足元をしっかりとサポートする履きやすいパンプスを選んで、心置きなく就活に打ち込んでください！