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オレンジリボン運動とは?Ⅰ~妊婦さんの心と体のケア~

はじめに

MAMMA(マンマ)では、

オレンジリボン運動を応援しています。

売上の一部をオレンジリボン運動に寄付しています。

オレンジリボン運動とは、子どもの虐待を防止する活動です。

現代社会では、子どもへの虐待数が増加しています。

子どもへの虐待が発生してしまう原因は様々です。

子育てママ、妊婦さんの精神的不安定さが要因の一つです。

その為、子どもへの虐待を減らすには、子育てママ、

そして妊婦さんのメンタルヘルスケアが重要になります。

子育てママ、妊婦さんが抱えている不安や悩みは、

家庭環境によって様々ですが、

日本の子育てママや妊婦さんは、一般的に

どんな悩み不安を抱えているのでしょうか?

まずは、結婚や子どもに対する現代人の意識について

見ていきましょう。

1)結婚・子どもへの意識

現代の日本では、晩婚化それに伴う少子化が

進んでいます。

晩婚化が進む背景は一体何なんでしょうか?

厚生労働省の若者の意識調査によると

以下のように記されています。

結婚に対する意識について

■ 若者の「結婚離れ」の背景には、結婚の社会規範の薄まりや、恋愛結婚割合の増加が一因。 

■ こうした状況に加え、多様な選択肢の中から、自力で「理想の相手」を見つけることの難しさも 一因。

■ 結婚相手に求める条件等を踏まえると、若年層の収入の増加、女性の就業促進、男性の家 事・育児の参加促進が重要。

[※1厚生労働省 結婚に対する意識]

また出生率についても減少傾向にあります。

厚生労働省の調査によると、

少子化社会の原因として、理想と現実の差が

生じていることが分かりました。

理想の子ども数の実現について、全体としては経済的な理由が多い。

また、妻の年齢が30 歳未満では経済的な理由、35歳以上は年齢・身体的な理由の割合が増加。 

▽経済的な側面 

・ 非正規雇用の労働者の増加等により、子育て世代の収入は減少。 

▽年齢・身体的な側面

 ・ 晩婚化の影響で出産が遅れることにより、結果的に希望の子ども数を実現できない状況が見受けられる。

 ・ 妊娠・出産等に関する知識を持った上で、自分のライフプランを考えていくことが重要と考えられる。 

[※1厚生労働省 理想の子ども数実現へのハードル ]

<まとめ>

なぜ晩婚化、少子化が進むの?

〇結婚に慎重な人が増加

〇働く女性が増加

〇子育て世代収入が減少傾向

〇晩婚化で母一人あたりの子ども数が減少

社会構造の変化によって、

人々のライフスタイルが多様化し、

「結婚が人生のゴール!」という考えの人は

ほとんど見られない傾向にあることが分かります。

2)妊婦さん、お母さんのメンタルヘルスケアの重要性

前項で申し上げた通り、

日本では働く女性が増えてきています。

同時に妊婦さんの抱えるストレスも発生しています。

妊婦さんの心と体の健康を保つことは、

子どもの成長を大きく左右します。

児童虐待を減らす為にも、妊婦さんの不安や悩みを

放っておくことは出来ません。

公益社団法人日本産婦人科医会の調べによると、

妊産婦さんの精神疾患や不安等から、

児童虐待や妊産婦の自殺をも引き起こしています。

精神疾患や不安の一要因として、

女性の社会進出によって、

男女平等な社会に成りつつありますが、

時間的・経済的・心理的余裕がないために

子供を産み、育てにくい社会になっているようです。

また、妊婦さんの不安定な心が子どもの発達に

悪影響を及ぼすという結果が出ているようです。

公益社団法人日本妊産婦医会が出版した

『妊産婦メンタルヘルスケアマニュアル』によると、

妊娠 32 週時に質問票で得た妊婦の不安の強さが、 出生後 81 か月の子どもの行動や情緒の障害(過活動、情緒障害、関係性の障害)と密接 に関連していたことを報告した。

[日本妊産婦医会(3)妊婦の心の状態と子どもの発達,p12 ]

平成27年度の時点で、児童虐待の件数は増加しています。

<まとめ>

なぜ妊婦さんのメンタルヘルスケアが重要なの?

〇妊婦さんの心の変化は、子どもの成長に影響を与える

〇児童虐待の一因に、妊婦さんの精神的不安が挙げられる

〇精神疾患が妊婦さんの自殺を引き起こしている

などなど、理由は様々ですが、

妊婦さんと子どもの為に、妊婦さんの心身の健康を、

社会、職場、家族が考えなくてはなりません。

次回に続く→

参考文献

※1 “平成25年版厚生労働白書ー若者の意識を探るー”,厚生労働省,

https://www.mhlw.go.jp/content/000351681.pdf(参照 2020/04/07)

※2 “平成30年度の自動虐待相談対応件数(速報値)”,厚生労働省,

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000190801_00001.html(参照 2020/04/07)

※3 “平成27年度 児童相談所での児童虐待相談対応件数(速報値)”,厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000132381.html(参照 2020/04/09)

※4 “平成30年版働く女性の実情”,厚生労働省,https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/18.html(参照 2020/04/09)

公益社団法人日本産婦人科医会,妊産婦メンタルヘルスケアマニュアル~産後ケアへ切れ目のない支援に向けて~,平成29年版,2018,

http://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2017/06/jaogmental_L_0001.pdf(参照 2020/04/08)

子どもの虐待防止オレンジリボン運動

http://www.orangeribbon.jp/(参照 2020/04/13)

参考写真

① <a href="https://www.photo-ac.com/profile/572242">Kangal</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

② <a href="https://www.photo-ac.com/profile/2589314">ボククボ</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

③ <a href="https://www.phoac.com/profile/2133042">Crane3322</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

➃ <a href="https://www.photo-ac.com/profile/1701394">ブルーカメラ</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

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